· 

野球で活躍するためのSWOT分析

野球で活躍するためのSWOT分析

野球で活躍するためのSWOT分析なんてなんの話だよ。そうですよね。

SWOT分析は、内部環境のプラス面・マイナス面、外部環境のプラス面・マイナス面を分析する方法です。


これで野球を分析します

今回は、勝ち(強い)負け(弱い)で考えていきます。


内部環境のプラス面

・良いピッチャーがいる

・チームとして緻密な作戦が複数ある、必殺技を持っている

・高いレベルの大会での経験がある

・試合に出られない人のサポートが充実している

・強豪チームとして知らない人はいない などを挙げます


マイナス面はこの反対


内部環境のマイナス面

・大したピッチャーがいない

・作戦なんてない、ただ打つだけ

・高いレベルの大会なんて見たことない

・試合に出られない人が腐っている

・弱小チームとして舐められている などが挙げられます


本来なら自分たちのチームと相手チームを分析するのですが、今回は相手チームがいないのでざっくりとしたものになっています


次に外部環境として“環境”を考えていきます


外部環境のプラス面

・自分たちの慣れているグラウンドでの試合

・睡眠時間がしっかり取れている

・移動時間が短くストレスが少ない

・暑すぎず寒すぎない天候

・風もなく雨も降っていない天候が良好

・試合時間通りに始まる などが挙げられます


またこれの反対が


外部環境のマイナス面

・初めてやるグラウンドでトイレの場所もわからない

・睡眠不足

・移動時間が長くストレスが溜まる

・暑い!寒い!の気温が良くない

・風が強く、雨が降っている

・前の試合の関係で試合開始予定から大きく遅れている


こんなところが挙げられます。


次に

攻撃のプラス面、マイナス面

守備のプラス面、マイナス面を内部環境から考えていきます


攻撃のプラス面

・バッティング練習は毎日してきた

・全国屈指のピッチャーと対戦してきた

・広いグランドに向かってバッティング練習を重ねてきた

・緻密な作戦が複数ある、奇襲を仕掛けられる

・ランナーの進め方が明確

・確実に得点できるパターンがある

・打者として期待できる選手、ランナーとして期待できる選手がいる



攻撃のマイナス面

・バッティング練習の時間は限られていた

・弱小校のピッチャーしか見たことがない

・常にネットに向かって打っていたので飛距離がわからない

・作戦練習をしていない

・ランナーの進め方はバント、それ以外にはない

・ただ打つだけなので常にギャンブル

・打者としてもランナーとしても特に良い選手はいない



守備のプラス面

・強いボールを狙ったところに正確に投げられる

・ゴロでもフライでも生きた打球を繰り返し捕球した

・想定される状況に、この1点で負け!などプレッシャーをかけた練習をしてきた

・前にも後ろにも、右も左も、上も下もフットワークもハンドリングも軽快

・ハンドリングやゴロ捕球など自分ひとりでやる基本に時間をかけてきた

・牽制やサインプレーなど守備の奇襲を持っている



守備のマイナス面

・適当なキャッチボールしかやったことがない

・ノックでしか練習できないと思っている

・失敗を繰り返し、ごめん!切り替えろ!が日常茶飯事

・同じようなパターンの練習ばかり、バックハンドなんて以ての外である

・取って投げるだけしかできない


ざっくり挙げてこんな感じになりました。


書き出すだけではなんの意味もありません。ここからが仕事です。

プラス面は嫌でもプラス面なわけですからマイナス面をどうにかプラスに変えるのかが必要なわけです。


今回の場合は、プラス面の反対を反対にしてマイナス面にしているだけですから簡単です。

守備のマイナス面を具体的にプラスにしましょう。


適当なキャッチボールはやめて、強いボールを正確に狙ったところに投げる。これは基本中の基本なのですが、“狙ったところ”がミソです。

野球の基本は胸に投げること!こんなのは昭和の話です。

野球にはタッグプレーがあります。


盗塁を例に挙げますが、胸に投げるのと、ランナーが来るであろうベースの1塁側の角に投げるのと結果は大きく変わるわけです。

その1球が少しだけズレただけで、アウトかセーフになり、もし生きてしまった場合に勝負を決めるランナーになり兼ねないのです。

もしかしたらノーバウンドよりもバウンドボールの方が良い場合も想定されます。

投げるボールで勝負が変わってしまうなら、“良いボール”を選択したいですよね。


ノックしか練習でないと思っている。これも多いと思います。

プロ野球選手の中でも、活躍しているスター選手は打つ前に動いています。

バッターの傾向とピッチャーの傾向でまずはポジショニングします。

その後投げたボールとスイングを見てスタートを切ります

バットに当たった瞬間に、捕球点を決め、すぐにそこに向かいます。

捕球点に近づいたらバウンドを見て、実際に来たボールに対して正確なハンドリングで捕球します。

ノックでもこの多くをできますが、ポジショニングや1歩目のスタートはピッチャーとバッターの関係がありますから実践でしか訓練できません。

ポジショニングと1歩目を変えるだけで、打ってから動き出すような選手の5歩先を行けます。


失敗を繰り返す。これは話になりません。自分で練習するしかありません。


同じ練習ばかり繰り返し、フットワークもハンドリングもワンパターン。

これが非常に多いです。

野球の基本だと言われ、フットワークは右左で股をわり、けつを落とす。

右投げであれば、左足の前、内側にグローブをまっすぐ出す

これで合う打球がくればアウトになるかもしれません。

ですが、相手も優しいノッカーと違いアウトにならないように打ってくるわけです。

基本だと言われ、このやり方ばかりやっている選手はちょっとズレるだけで、半歩でもズレたり、半歩分だけイレギュラーしただけですぎにエラーします。

打つ方からしてみれば、内野手の左寄り“球際”で捕るような打球ならヒットになる確率は高くなります。


守備の基本は、フットワークとハンドリングの合わせ技です。

フットワークには、クロスオーバーステップサイドステップがある。

ハンドリングにも、フォアハンドバックハンドがある。

フットワークとハンドリングは最低限で、これにスローイングの流れがあり、状況によってボールの転送先も違う。

状況はごまんとあるわけですから、フットワークとハンドリングは最低限なわけです。

しつこいようですが、決まったフットワーク、決まったハンドリングは話になりません。

高校野球を見に行けば、そのフットワークじゃないよ、ハンドリングがあってないよ、バックハンドならアウトだね、というプレーを散見できます。

小さいうちから様々なフットワークを覚えると良いです。ラダーを使って覚えるのもいいでしょう。

ハンドリングは壁当てが有効です。毎日500球やれば、1年で182500回、小学校から高校まで10年やれば1825000回と途方も無い数のハンドリング練習ができます。

500球と限定せず300球でも1000球でもいいです。10年でなく8年でも15年でもいいです。

継続は力なりです。


こんな感じで傾向と対策をしていきます。

実際には対戦相手(外部環境)がいるわけですから、もっともっと複雑です。


試験でも試合でも同じですが「傾向と対策」これが成功への近道です。


まずは己を知って、環境を知る、相手を知って、相手を考え対策する。


今回は、野球で活躍するための分析のお話でした。