
あるお父さんが
俺はバカだったから、学生時代何も分からなかった
でも、俺は思ったんだ
俺の他にもバカがいて、俺が分からないと手を挙げれば
救われる奴がいるんじゃないかと
言われたことはないけど、お前のお陰で救われたよ!って奴が絶対いるはずだ
俺はそう思って学生生活を送ったんだ、と言いました
そのお父さんは、同じことを息子さんに話して
息子はもっとバカで、なんでもかんでも手を挙げるようになったと
笑っていました
その裏に、大学に入学した息子を喜ぶお父さんの気持ちが見え隠れしていて
目で汗をかきそうになりました
私の父は、言葉数の少ない昭和の頑固オヤジですが
10年以上前浦和学院との5回戦の朝に
為せば成る、為さねば成らぬ何事も
この一文だけ、父からメールが届きました
会場だった、埼玉県営大宮公園球場でメールを開いた時
俺は、この日のためにやってきたんだ!
応援してくれて、ここまでやらせてくれた人のために戦うんだ!と
武者震いしたのを覚えています
野球だけでもないのですが
球場やスタジアムに入場する選手たちを見て
選手一人一人にドラマがあり
いろんなことがあって、今ここに立っているんだ
スタンドにもたくさん応援している人がいて
現地にいなくても応援してる人がたくさんいる
選手のみんな、頑張ってくれ!